2007-10-09

バイク乗り

先日WGP ウィナーのライダーが
公道で事故にあい
お亡くなりになりました。
まあ内容は各メディアで報道されていたと思うので
ひかえますが、ライディングの場を国内にしぼった矢先だったので残念です。
『ノリック』の御冥福をお祈りいたします。
さて、いまからほんの二年前
私の友人、バイクを通じた友人が亡くなりました。
彼は私の職場近くにある時計屋さんを経営していて
私の職場から見える駐車場にバイクを停めていたのです。
免許は持っていませんがバイクに興味をもっていた私は
彼の店に時計の電池交換へ行きつつバイクの話しをしに行っていました。
そのうち仲良くなり用事有る無しに関わらず
バイクや車の話をするようになりました。
同じ年令であることがわかったのはしばらくしてからでした。
当時私は既婚で彼はもうすぐ結婚カナとゆうかんじで
「結婚するとイロイロあるから独身のうちに限定解除しとき」と
と話ししていると
ある日「限定解除したで」と誇らし気に免許を見せにきました。
もちろんバイクも大型になり、とても嬉しそうにしていたのを覚えています。
それからほどなく彼も結婚し、しばらくすると
バイクが物足りなくなったので乗り代えるとゆうことになったんです。
もちろん人のバイクですから私には関係ないのですが
次はアレやでとか、コレはドウヨとかイロイロはなしておりました。
で結局スズキの隼になったのです。
彼も私を含めた彼の友人も皆自分のバイクのように納車を喜びました。
で、しばらくして奥様がオメデタであることが判明し
妊娠前期は遊べても後期はちょっとナアなどと彼も言っておりました。
そのマサニ後期のこと
そろそろバイクに乗るのを控えようかなと出産前の最後の朝バイクに出かけ
彼は事故にあってしまいました。
幸いにも鎖骨とろっ骨の骨折で入院二週間ぐらいですみ
彼は「身重と骨折の二人やからメチャ戦闘能力低い」などと軽口タタイテおりましたが、
身重の奥様はかなり不安だったろうと思います。
ほどなくして無事に女の子が産まれて来まして楽し気にしておりました。
その翌年同じようなタイミングで奥様は再び妊娠されました
そしてあの事故のあった同じ日に彼は最後の朝バイクに出かけ
今度は帰らぬ人となってしまいました。
家まであと1キロ、すぐに病院にいかず自ら実況見聞に立ち会い
見聞の途中でお腹をおさえ倒れてしまったらしいです。
すぐに病院に行っていれば、しかも目と鼻の先に救命救急があるとゆうのに
後から話をきいて大変残念で悔しくて..............。
お母さんは「神様が一年寿命をくれはってん」とおっしゃってたのが
わすれられません。
ほどなくして次女が産まれ、今年で二歳になり
お姉ちゃんと連れ立ってヨチヨチ歩いて散歩している姿を見かけます。
私は結局バイクの免許はとっていません、生前の彼にさんざん言われてましたが....。
最近軽装のバイク乗りや「ボクは大丈夫ッスヨ」的バイク乗りが多いので
いろいろ考えさせられますね。
あースイマセン
めちゃ長ですね、どうしても今日書いておきたかったので。
『三回忌を迎えました、渡邊道則 あの世でバイク乗ってるか?』

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