2010-07-02

日本代表についてとやかく言うのは此れで最後にしておくよ。

なんかサッカーの話ばっかですみませんね。
今まさに阪神と巨人がなかなかの試合やってたり
フェデラーが敗退したりといろいろありますけど。

帰ってきましたな。僕らの日本代表が。
4000人オーバーで出迎えたとか。
羽田出る時、100人いなかったんだっけ?
なんかそんなんだったよね。
ブーイングと共に送り出されてた気が。。
手のひらの返しっぷりの凄まじさもありますが
アスリートと世間の関係とはこういうものです。

しかし帰国会見とかでこんなに多くの選手が
「このチームでもっとやりたかった」「さみしい」とか
言ってる日本代表ってサッカーに限らず見たことない気がする。
チームワークがいかに大事かがフランス、イタリアを反面教師とせずともよくわかった。
ある意味チームワークってのが一番日本らしいサッカーのスタイルなのかもね。
「和を以て日本となす」ってやつですね。
このチームワークをぜひとも今後も継承していって欲しいもんです。
一番難しいだろうけど。
パスサッカーなのか、トータルフットボールなのか、
カテナチオなのか、ただの守備一辺倒のつまらないサッカーなのか。
理想はあるにはあるんだろうからジャーナリストとか言う人たちの
今回の日本代表に対する批判も分かるけど
W杯の日本戦みてておもったのは
実は理想の面白いサッカーを実現する為に最も大事な
"勝つ"ということの本当の意味を今回はじめて日本代表は知ったんじゃないだろか。
ということ。
批評家たちのいう日本らしいサッカー、理想のサッカーを
実現する為にはまず"とにかく勝つこと"が大事で
まだ日本はその段階にいるんじゃないかということ。
それが今回はじめて出来るようになったんじゃないかと。
理想や"らしさ"を追求するのはその後で、
まさにこれからなんじゃないかということ。

岡田監督がいい監督だとは決して思うことはないけれど
土壇場でそれまで積み上げて来たものをばっさりかなぐり捨てた
決断力は凄いと思う。
そしてもしかすると彼がかなぐり捨てものっていうのは
"虚飾にまみれた理想的な日本のサッカーの姿"だったのかも知れません。
そして、本来の現実の実力相当の日本代表が
背伸びすることなく愚直に戦った結果がこれだとしたら?
まだまだ伸びしろてんこもりじゃないですか。

岡田監督が大会中の記者会見で言った言葉で一番印象的だった言葉
「100M走で勝てなくても100Mx4リレーなら勝てる」
3本の矢の現代版みたいな話ですがそれが日本の最大の強みなのかも。
チームワークとハードワーク。
80年代に"最も成功した社会主義"といわれ"ワーカホリック"といわれた
日本の真骨頂なのかもね。

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